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 お風呂から出た後、髪を乾かし、自分の部屋に入る。今日は何かやり残していないかな。思い出してみる。うん、ないな。時計の時刻は10時。よし、今日はいつもより早く寝られるな。 胸をなでおろし、ゆっくりとベッドの中に入った。  瞼を閉じ、明日に備えてしっかり寝よう。 しかし、数分後、瞼がパっと開く。え、寝たいのに、なぜ? 何度も暗闇の世界に入ろうとするも、何かが引っかかって入れない。 何か、ここに入るために忘れ物はあるからなの?それか、気のせい? なぜ、自分の目がしっかり閉じられないかを調べるために、スマホを開き、メモのアプリを開く。【~日:レポート課題提出】 へ?レポート課題。あったっけ? 急いでパソコンを立ち上げ、Wordを開く。Wordを開いた後、顔が青くなった。 なぜなら、これを見たとき、これが目にとまったからだ。 【重要なレポート】 おそるおそるこのページを開く。その後、隅々までこれを見ると、目を見開き、口が真っすぐになった。 <終わりに>と<参考文献>が書かれていない! 早く書かないと。私は、キーボードに手を添えた。 そして、ようやくベッドの中に入り、しっかりと瞼を閉じることができたのは、2時直前になったのはいうまでもなかった。
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