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もしかして、お前はこの時期に勉強せず息抜きなどなんだと思ってるんだ、とか説教をされるのが心配になって、
「寝込んで色々授業も休んでバタバタしてたんですが、凄く外に出たくなったんです。もちろん、そんなことせず勉強していろというのはわかるんですが」
先生は黙ったまま。
この空気重くて嫌だー!と内心泣きそうになりながら、先日閻魔庁で閻魔ちゃんと篁さんが話していたことを思い出した。
そうだ、お礼を先生にしなくては。
「先生、看病していただいたお礼を少しでもしたいのですが」
「いらん」
何だか拗ねているのか機嫌を損ねているのかわからないが、もうさすがにこれくらいで怯む私では無い。
「何かご飯かデザートでも奢らせて下さい。その、凄く高いのは無理なのですが」
一生懸命笑顔を浮かべて言ってみたが、先生は無表情。
あぁ、またいらんって断るだろうな。
「わかった」
やっぱりなぁ。
・・・・・・ん?今なんて言ったの?
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