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大切
久し振りにふたりで飲んで帰路に着いた。俺の仕事が立て込んでおり、会える時間を作れずに居たのだが、仕事が早目に終わったので飲みに行く事になった。しかも優が泊まると言うので、気持ちが浮き足だっていた。余りお酒に強くなたい優はべろべろ状態である。恋人の可愛い姿が堪らず、頭を撫でてしまう。
「ちょっとー。子ども扱いしてるでしょ!赤坂くん背が高いからって。」
上目遣いで言うので、可愛さが増している。今すぐ抱き締めたい思いに刈られたが外なのでセーブをかける。この薄暗い道を抜ければ、俺のマンションに着く。すると優が俺の腕に身体を寄せて来た。
「どうした?」
「いや、何か。赤坂くんに触れるの久し振りだと思ったら身体が勝手に、、、。」
「まだ我慢しろよ。部屋に着いたらいくらでも触って良いから。」
優の顔が赤くなるのが分かった。赤い顔を悟られまいと優は俯く。
雪崩れる様に部屋に入り唇を貪り合った。優の柔らかい唇が赤坂の気持ちを高ぶらせる。赤坂は小さな優の身体に覆い被せる様に唇を合わせる。優は赤坂の背中にしっかりと腕を回し応えてくれる。
「赤坂くん、好き。」
「俺もだよ。優凄く可愛い。」
優の口内に舌を入れ掻き回す。身体の力が抜けた優を支えながら、赤坂は口内を犯していく。
「あ、、あ、んんん。」
優の喘ぎ声が本気度を増していく。赤坂は優を抱き上げキスを続ける。そのままベッドにふわりと優を下ろす。優は溶ける様な表情をしている。赤坂は堪らなくなり優のTシャツを目繰り上げた。露になった乳首に赤坂は唾を飲み込んだ。舌で少し刺激をしてやると、身体が跳ねる。
「んん。あ、あぁァァァ。」
可愛い反応でもっと虐めたくなる。赤坂は執拗に乳首を舐めながら、優のGパンに手をやり脱がせる。優のモノは完全に反応していた。先走りした体液を手に取り、モノをしごく。優の身体もそれに反応する。
「あァァァァ。んんん。」
「もっと声出していいぞ。」
乳首を刺激していた舌を離し 、優のモノを舐め始める。口全体でモノを包み、優しく舌を動かす。たまに上下に動かしながら。優は赤坂の頭を掴み、強い刺激に負けまいとしていた。
「はぁぁあん。あ、あ、、、ん。」
「気持ち良いか?」
「きっもち、いぃぃぃ。」
優は頭を振りながら刺激に耐えている。赤坂もスーツを脱ぎ、高ぶった肉棒を優の目の前に差し出した。
「触ってくれ。」
赤坂が優しく言うと、優は両手で肉棒を包んだ。優の手に納まりきらないが、手を動かし何とか肉棒をしごく。赤坂は少しもどかしいものの、興奮が増していく。
「ね、もぅ、ダメ。出ちゃ、、、。」
「このまま出していいよ。」
「や、ダメぇぇぇぇ。出ちゃうからぁぁぁ。ァァァ!!」
優は赤坂の口内で果てた。赤坂はそれを飲み込むと、放心してる優にキスをした。
「そのままでいいから、ちょっと手貸して。」
赤坂は優の手を取り、肉棒を刺激する。赤坂は果てる瞬間に優の手をどかし、自分の手のひらに出した。ティッシュで手を拭きながら優の方を見る。気を失っている様子だったので、優にキスをしてからシャワーに向かった。
赤坂はシャワーから出るとキッチンから物音がした。
「お前、起きたのか。」
「さっきね。喉乾いたから何か飲もうと思って。」
「俺にも麦茶頂戴。」
優は「はーい。」と良い返事をしながら麦茶をお揃いのマグカップに注いだ。ソファーでテレビのリモコンを弄って寛いでいる赤坂に、麦茶が入ったマグカップをひとつ渡す。優は赤坂の隣に座り、赤坂の肩に頭を乗せ神妙な面持ちで言った。
「赤坂くん。」
「どうした?」
「俺たち最後までしないじゃん。赤坂くん満足出来るの?」
「お前が怖がる様な事はしない。」
「本当に?」
「そんなに心配か。じゃ、ちょっと手を出して目瞑ってて。合図するまで開けるなよ。」
「???」
赤坂に言われるまま、優は従った。何が起きるのか優は全く想像出来ないでいた。やがて、手に何かを置かれた。
「目、開けていいよ。」
合図と共に目を開けると、手には四角い小さな箱が置かれていた。それは明らかに指輪のケースだった。
「何これ!くれるの?」
「気に入るか分からんけどプレゼント。」
「やったー!!!!!嬉しい。」
優は嬉々としながらケースの蓋を開けた。ケースの中にはふたつの指輪が煌めいていた。
「凄い!お揃いだ!」
「俺たちペアなもん持ってないから用意したんだ。」
自分の分を取り、赤坂にケースを渡す。優は早速、指輪を着けてみた。シンプルなデザインで優はとても気に入った。
「赤坂くん、ありがとう。」
優は赤坂に飛び付いた。ふたりは目が合い、フレンチなキスをした。おでこをくっ付け合って「好き」とお互いに連呼した。それからベッドで抱き締め合いながら就寝したのである。
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