7 スシロー

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俺と紗花はベットの上でお互いを貪り合う。 お互いの熱を貪り合う。 お互いの肌を貪り合う。 お互いの潤いを貪り合う。 お互いの滾るような欲望を貪り合う。 喘ぎの中で俺を見上げた紗花は、 コクンと小さく頷いた。 俺は囁くように好意を伝える。 紗花は微笑んだ。 滾りが紗花を貫いた。 滾りは幾度と無く、紗花を深く貫いた。 紗花は幾度と無く、小さな死を迎えた。 熱、匂い、潤い。 様々な部分の肌触りや触感。 愛おしさを呼び起こす、切なげな小さな叫び。 紗花の全てが俺の中に染みていく、 そんな心持ちだった。 止めを刺すかの如く、滾りが紗花を貫いた。 とても深く、そして、とても強く。 紗花は小さく叫び声を上げて仰け反り、 痙攣するかのようにその肢体を震わせた。 紗花は幾度目かの小さな死を迎え、 滾りは力を失った。
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