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「優斗」と声を掛けるとこっちに気付いて歩いてくる。
「太田舞といいます。快と仲良くなって、選択授業を一緒に受けさせてもらうので、これからよろしくお願いします。」
とこれまた丁寧に舞が自己紹介する。
「よろしく。俺は今井優斗。」
それだけ言うと食券機の方へ歩いていってしまった。
「ちょっと、なんていう自己紹介よ。もうちょっとちゃんとしてよ。」
と優斗に言うものの、既に岳と食券機の前で何やら話をしている。
「ごめんね、あいついつもあんな感じなんだよね。悪い奴じゃないから。」
「男の人って大体あんな感じだよね。大丈夫大丈夫。私たちも味噌煮込みうどん食べよう。」
と舞が言うと食券機の方へ向かう。
私も慌てて食券機に向かう。
無事、味噌煮込みうどんをゲットした4人で空いている席を見つけて座る。
「颯太先輩のおススメ通り、めちゃくちゃ旨いな。」
「ほんとだね。これはまた食べたいね。」
「選択授業どうする?」
「先輩のおススメ通り履修しようよ。過去問もあるって言ってたし、先輩も受けるやつあるって言ってたしさ。」
「そうだね。」
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