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「レイカは宅飲みは無くなったと夕方に返信をくれた」
「偶然にも俺と君はケンカ中。だとすると君がハルト宅に行く確率は高い。もしハルト宅に行ってたら君はハルトと2人きりになっていた。ハルトも2人きりを想定していたはずだ」
「でもハルトの家に行ったらみんないたよ?」
「俺がレイカに頼んで、その日宅飲みするはずだったメンバーに"宅飲みはやっぱり決行!ハルトへのドッキリでサプライズパーティーをしよう"って拡散してもらったんだよ。
ハルトはみんなが家に来てびっくりしたろうが、あの調子のいいヤツのことだ、ノリで部屋にあげるだろ。レイカが、ハルトの家についた時、スリッパが1足だけ玄関に置いてあったと言っていたから俺の推測は強ち間違えでないことも立証された」
--立証って...たっくん、スパイじゃなくて刑事になれるよ
「だから俺はレイカに電話をし、帰る前にハルトの家のエアコンと冷蔵庫の配線を切断してくれと頼んでたんだ」
「...」
私は唇が両端引き攣った。
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