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"ちーす。今日来るー?待ってるYO!"
ハルトからだった。
「だっさ」
私はチャットの文面に寒気がしながらも、たっくんから返事がない寂しさで今日も一晩泣いてしまいそうな気がしたから、その宅飲みに参加することにした。
"私一人だけど行っていいかな?"
"もちろんだYO!待ってるYO!"
「だからダサいって」
私は軽く鼻で笑った。でも、たっくんのことで落ち込んでいたから、気が紛れて心が少しだけ軽くなった気がした。
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