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私はハルトの家に向かった。
ピンポーン
「はいはーい、上がってー」
マンションのエントランスが開いた。
部屋のドアをハルトが開けて待っていた。
「のぞみちゃん、こっちこっちー」
「ハルト、遅くなってごめんねー」
私は上目遣いでハルトを見上げた。
「...い、いいよ。あが、あがりなよー。」
「なにかんでんの?かみかみじゃん」
私は真顔でハルトを見た。
「いーねーそのドSっぷり、嫌いじゃないYO!」
私は笑った。もうたっくんのことは騒いで忘れるしかないと思った。
「かっわうぃーのぞみちゃんのお出ましー!さぁ飲んじゃってー」
部屋には10人くらいの同級生たちがいた。
「のぞみちゃん、ここ座って」
「ありがとう」
私は床に座ってカバンからスマホをだすとチャットがきていた。
ネットニュースかなと思って開いたら、
たっくんからだった。
私は衝動を抑えきれず立ち上がった。
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