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第２話 復讐を決意………
皆が混乱してる中俺こと輪廻は普通に本を読んでいたがしだいに本も机も椅子も失くなっていた…「うおっ」と言い床に転んでしまったがそこはもう見慣れた教室の床ではなかった…………そして俺も皆も混乱してる中どこからか人がやってきてこう言った…「よく来て下さいました…勇者様、賢者様…」そう言われ俺は(もしかしてラノベにある「異世界転移」ってやつか？)と思いながらその女の人の話を聞いた…女の人の話によると俺達が召喚された世界の名前は「イスラグシア」という世界でその中でも一番勢力のある実力国家「アルグレシア帝国」という国に召喚されてこれから自分達には向こうの大陸の「魔界」の戦争に出されるらしい。ちなみに魔王は百年前に当時の勇者に倒され消滅したらしいが魔王が倒されても魔物と魔族は消滅せずにいるらしい……そして百年経ってもいまでも戦争が続いているらしい。そこでその女の人……もとい女神様は魔族に一番攻撃を出来る勇者と賢者を召喚しようと思い俺達を召喚したようだ。「という訳でして……今から皆さんにはスキルと称号を我々に見してもらいます…」と言われてスキル鑑定が始まった…「………素晴らしい！！」といきなり女神様が叫んだ。もちろん俺に対してじゃない。俺の目の前にいる人に言ったらしい。そいつはクラス１イケメンであり運動神経抜群の大海健人に対してだった。俺が後ろから健人のステータスを見ると…
ステータス
名前 大海 健人
種族 人間
知力 59
力 70
魔力 300
称号 異世界からの勇者
スキル 剣蘭無骨
(……………うん…………チートだよなこれ………)と思いながらも俺の番がやってきた………そわそわしながらステータスを計ってもらうと………
ステータス
名前 千堂 輪廻
種族 人間
知力 90
力 30
魔力 20
称号 異世界からの負け人
スキル 万物創造
(………え？……嘘だろ？俺が……負け人？………勇者や賢者じゃなくて？)………「きゃぁぁぁぁ早く………早くその人間を捕まえなさい！！」そう女神様から言われると全方面から騎士みたいな人達が出てきて捕まえてきた…
「失敗でした…何故負け人が出てきてしまったのでしょうか……まぁいいです……貴方という存在を消せばいいのですから」と言うと女神様が歪んだ笑みをした…「嫌だ！！やめろっやめてくれ！！なんでこんなことになるんだ！？嘘だ……やめろっ」と俺は足掻きながらも大きな魔方陣の上に縛りつけられた………縛りつけられた後女神様は笑い……言った…「さようなら……負け人さん」と………その瞬間魔方陣が光ってどんどん視界が別の場所になっていく………無意識に言っていた………「許さない！！絶対に復讐してやる！！クソ女神とお前らも………絶対に復讐してやる！！」と女神とクラスメイトに目を向けて言った…だが違和感を感じた………なんだかクラスメイト達が操られてる様な感じだったがもうそれどころではなかった………そして目を瞑るとそこはもう洞窟だった………
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