4602人が本棚に入れています
本棚に追加
/316ページ
和室一間の奥にベッドルームがある‘和モダン’な空間をじっくり見ていると
「Wow…What an awesome view!Ken!!」
姿が見えず興奮した様子の声を頼りにリサの元へ行くと、想像以上に海が大きく開いて見える露天風呂があった。
「期待以上の景色だ」
「本当に素敵!ねぇ、もうお風呂入ってもいいの?」
「ああ、7時に夕食が届くから、それまでいくらでも」
「お食事、ここで頂けるの?」
「そうだ。ここの海の幸たっぷりの会席料理を頼んでおいた」
「ケン!私のケンは最高ねっ!」
リサが俺の首に飛び付いてくるのを受け止めて
「ご褒美くれる?」
彼女は宙ぶらりんの足をぷらりとさせたまま俺の顔を両手で挟むと、濃厚な口づけを与えてくれる。俺の口内にじっくりと小さな舌を這わせ、俺の舌を吸い誘う。もちろん誘われてやる。舌を大きく伸ばし彼女の口内をかき回すと、リサの脚が俺の腰に巻き付いた。糸を引きながら唇を離した彼女は
「これ以上は…温泉のあとでね…」
最初のコメントを投稿しよう!