第3話 神出鬼没のヒロイン~わたくし達大迷惑ですわ!ぷんぷん~

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「あの女子、アレ以外にも交際している人がいるんですよね~見ます?」 そう、たまたまだが同じ中庭で全く別の男と同じ行為をしているのである これを人は”ビッチ”とよぶ なので心のなかでは”ヒロビッチさん”と読んでいるのである ちなみにそのシーンも録画&写真を撮って保存済みなのである その写真を見ると東藤さままでが・・死んだ魚のような目に(笑) 「ふ~ん。いい事聞いたな、ありがとうね。綾女ちゃん」 「いいえ。わたくし自身のためですわ」 「そうですわよ、わたくしも綾女さんも自分のためですわ」 来るであろう揉め事の為に備えているだけなのである 何があるかわからない以上はとりあえず情報収集あるのみ! 備えあれば憂いなしと言うことで現在彼の身辺調査中でまさしく浮気調査をしています 証拠が揃えば晴れて婚約解消などと思っていたのですが・・・・・ 「喜べ!綾女!お前との婚約を解消してやる  ただし、俺の胡桃へのいやがらせの数々を謝罪してな!」と彼女の肩を抱きながらドヤ顔である は?嫌がらせ? 「えっと・・・意味がわからないですわ。彼女、どなたですの?」
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