42人が本棚に入れています
本棚に追加
”顔は美人ですけどね。顔と同じでキツい性格なのかしら?”
そう、わたくしの顔は女性にしては少々キツめな顔の美人なのである
切れ長の綺麗な瞳にすらりとした鼻に艶やかな唇に目の下に黒子まであるのだ
何て言えばいい・・まぁ、妖艶な悪女顔であるのは確かだ
「まぁ?何事なのかしら?」
「綾女?何があった・・・ああ、とうとうやらかしたのか」
「ああ・・そういう事でしたのね。加勢いたしますわ(にこっ」
「お前たちもどうせ、胡桃をいじめていたんだろう!」
「ん?僕がそんな女に構うわけないでしょ。そもそも興味ないし」
「そうですわね・・それよりねぇ、和明さん。貴方も黙ってないでなにか言ったらどうかしら?」
「君、気づいてたのかい?」
「ええ、とっくに気づいてましてよ」
「そうか・・政隆、胡桃。俺も胡桃を愛している。だからお前との婚約を破棄する!」
「あら?わたくしとの婚約を破棄されるんですのね」
「「婚約破棄してくださりありがとうございますわ(にこっ」」
「梨花さま、この方々本当にお馬鹿さんですわね」
「そうですわね~なんにも見えていらっしゃらないようですわ」
最初のコメントを投稿しよう!