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「え!大雅さんの最初の旦那さんがα?」
「そう。恵斗の行った通りの非常識人で
ある日突然”運命の番を見つけたから別れて欲しい”とか言ってきたクズな!
しかもその時既に恵斗は小学6年だぞ?
そんな理由で分かれろとか意味分からんだろ?」
「は?え?
それは世間一般では浮気じゃ・・・」
「そうそう。そうなんだけどな
あいつらの脳内では”運命の番にあってしまったのだからしょうがない”の一言で簡潔
おまけに”息子がかわいそうよ。別れて”とか家族まで言い出すんだぞ?
俺はあいつの面ぶん殴って慰謝料と養育費をぶん取ったわ」
「うわ~・・・なんだそれ
ってか子供いるんなら最後まで責任とれよ
典型的なクズだな。別れて正解だったんだろうな」
「そもそも・・運命ってなんだ?
先に大雅さんに恋したから結婚したんじゃねぇの?
それで他に好きな人が出来ました。別れてくださいってか?」
「俺も大雅からその話聞いた時に腸が煮えくり返りそうになったんだよな~
今も定期的にヤツの行動は俺と俺の親父で監視中
何が起こるか想像出来なすぎて怖いからな」
「そうだな。正しいかもな」
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