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毒妹の母は元文学少女
ケアマネさんと介護士さんと面談したときの話。
ボケ母の話題になり、お母さまは詩人でいらっしゃるんですね、と言われ。
ボケ母は、若かりし日は文学少女で、父が亡くなったあと一時期マジで小説家を目指しており、認知症になる前は俳句に命をかけていた。
好きなのは純文学と古文。源氏物語などは原文のままで読むほどで、俳句も、けり とか らし とか、意味不明な古い表現をつかいまくった大変に格調高いものだった。
今でも訪問介護の方に、自分の俳句が載っている本のカバー(中身がないが認知症なので気にしない)を見せてくれるという、ほっこり情報もいただいた。
そんなボケ母は、団体行動が苦手でひとりで静かに過ごすのが好き、なのでデイサービスは完全拒否で、ホームで相部屋とか絶対無理っぽく、ゆえに在宅介護のみになっている。もう、アーティスト気質で、難しいんですよ~とか話していたら、ふいに、
「**さん(毒妹)も、何かなさってるんですか?」 と聞かれ…。
「え ええ あ あの 趣味で 文章とか書いたりして・・・(にっこり)」
ここの文章だよ!!(汗!!)
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