今日姉が入院した ～毒妹《どくいも》日記

毒妹式ダイエット

あたし毒妹は太っている。
ちなみに、愚姉２は小柄で小顔で華奢。60歳を過ぎているのに若く見えて、品の良いおばさま、ってな感じかも。まあ毒妹にはそう見えないが。

一方、毒妹は年々太り続けている。
もうイロイロあきらめているとはいえ、やっぱ痩せたい。散歩は好きなので、なるべく歩くとか、ムダな努力を繰り返している。

だが、ここ１週間で自然に体重が１ｋｇ減った。そのくらい誤差と思われるかもしれないが、毎日同じ時間に計っており、200ｇ減でも大ニュースだ。増えるときは一瞬だが、中年女はなかなか減らないのだよ。
わかってくれ、若者たち。

体重が減った理由はわかっている。
「ストレス」
愚姉２が入院を取りやめて引きこもっている、これがストレス元だ。
このストレスによる体重減については、これまでの経験から、決して脂肪が減ったわけでないと察する。
というのも以前、ボケ母が認知症と診断された後、１２時間で１ｋｇ減った経験があるからだ。この時は、一週間で最大２ｋｇ減ったが、一週間かけて戻っていった。
別に、ウエストが細くなるわけでもなく、汗かいたり運動したわけでもない。となると、水分・潤いが奪われたか、骨からカルシウムが溶け出したとかに違いない。どちらにしても不健康だ。
でもやっぱり、体重が減るとうれしい。
このまま定着してほしいものだ。

ところで、数年前に愚姉２がウツを発症したとき、愚姉２の体重が５ｋｇ落ちたとかで、着れなくなったスカートやきつくなったジャケットが、再び着れるようになったと喜んでいた。
そんなに減るなんて大変だったんだねー　あたし（毒妹）も昔ママ（ボケ母）が認知症だってわかったショックで２ｋｇ落ちたんだよー　って言ったら、
あんたが２ｋｇくらい落ちたって、変わりゃしないでしょ、と言い放たれた。

せっかく毒妹になったんだから、次の機会はうまく言い返したいものだが、
「５ｋｇもやせてシワが増えたんじゃない？」とかは、まだまだ毒が足りないよなあ。

さあ、明日はいよいよ、ボケ母のケアマネさんと介護士さんとの面会。
あたしの毒妹ぶりが通用するかどうか、楽しみだ。