今日姉が入院した ～毒妹《どくいも》日記

まずは１勝！ ケアマネさんに会ってきた

結論から言うと、
勝った…！

毒妹の要望はほぼご理解いただき、良い面談だった。
勝ち負けにするのはおかしいかもしれんが。はて、何に勝ったんだろう。
……。

ひとつは、あたしの中の片隅にちい～さくなってる、エンジェル妹だ。こいつはあたしに、常識とか良識とか、人としてあるべき姿とか、いらん情報を差し込む。コテンパンにしてやったわ。　ははははは。

ふたつめは、愚姉2、だな。
ヤツは手を変え品を変え、自分の思うようにワガママを通そうとしてきたが、そのほころびはケアマネさんも気づいてた。ケアマネさん、メンタル疾患とかにも詳しいと見た。なので、毒妹は多少自分に不利でも、基本、正直に話したのだ。（基本、というところがなんだかあやしいが。）
ケアマネさんは酸いも甘いも嚙み分けた人生を感じさせる、多少毒含み気味のやり手おばちゃんだった。黒い部分にシンパシーを感じたよ。なので、この毒妹は使えねーーと思ってくれたに違いない。

気になったのは同席していた介護士さん。
たぶん、この人、ものすごく良い人だ。ケアマネさんはあたしと毒トークするものの、彼女に対してフォローを入れてたし。ケアプランについても、姉のワガママはほっといて仕事が困らないようにして、というあたしの話に対して了承したものの、できるだけのことはしますのでと言ってくれた。
あと、ボケ母は風呂が好きみたいで、お風呂だけはいやがったことがないという、プチほっこり情報もくれた。

心のやさしい介護士さん、ごめんね、利用者の身内が毒持ちで。
あなたには毒が降りかからないよう、フェイスガードで対応します。

問題はまだ山積みだが、この人たちとならなんとかなるかな、と感じた。