第一章・・・心が呼吸できる世界 (第一節・・・不思議な光)

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 そして。  私は学校の友達ともうまくいっていない。  ……なんか。  もう。  疲れた。  そして。  限界がピークに達し。  私は。  とうとう。  学校を休んでしまった。  初めてだった。  病気でもないのに学校を休むのは。  身体は元気。  寝込むこともないから辛くない。  だから思いきり心のリフレッシュができる。  学校にいるときの時間が全て自由に使える。  なので小説やマンガをじっくり読むことができる。  録画だけしてまだ観ることができていなかったアニメやドラマも観ることができる。  それらをみんなが学校にいる間、自由にすることができる。  それは、なんだか特別な時を過ごすような気持ちになれる。  ……はずなのに……。  なんだろう。  この気持ち。  全然できない。  リフレッシュすることが。  ダメだ。  全然、落ち着かない。  お父さんは朝早く仕事に出かけたっぽい。  だから今は顔を合わせることはない。  なので気兼ねなく過ごすことができる。  それなのに……。  それがなぜなのか。  あまり考えたくない。  だけど。  このまま自分の部屋にいてもモヤモヤしてしまう。  だから。  小さめのバッグに財布とスマートフォンを入れ。  そっと家を出た。
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