発達障がいでも、仕事は出来る

4.就労移行支援から就労移行支援卒業まで

　初めての就労移行支援とその作業で慣れないこともあったが、頑張って通った。仕事したい気持ちは捨てずに。
　半年経っても、就活にはならず作業が続くだけだった。

　半年経過して、少しずつ就活に近づいていった。仕事の練習（ファイリング）をしたり、履歴書の書き方を学んだり。希望が出てきた。
　8ヶ月くらいになり、履歴書の用意をするようにと言われ、練習をした。準備するものもあり、すぐには仕事を探すところまでは行かなかった。

　それからしばらくまた仕事の練習をしながら、履歴書の練習をした。10ヶ月目に差し掛かる頃、仕事を紹介された。
　TSUTAYAの仕事だった。ハローワークに求人票を取りに行かないと行けないので、担当の職員の人と取りに行った。

　そこから本格的に履歴書を書くことになった。添削してもらいながら書き終え、会社に送付。
　１ヶ月後、面接の連絡が入り、面接を受けに行く。
　さらに１ヶ月後、会社から採用の連絡が入った。それから2週間後、就労移行を卒業することになった。