発達障がいでも、仕事は出来る

9.就活から仕事採用まで

　支援の人が探してくれたのは、富士ソフト㈱の子会社である富士ソフト企画㈱という会社だ。
　職種は事務（一般事務）だ。同じく、応募書類の準備をして、面接の練習をして本番に挑む。

　いい会社だったので、どうしても採用されたかった。練習もぬかりなくやり、書類選考の結果を待つだけ。
　しばらくして、書類選考の結果が来る。通過で一次面接へ進んだ。
「やった」
　採用されたわけではないが、うれしかった。問題はここからだった。
　今度は、一時面接に備えた面接の練習をすることになった。正直緊張した。

　そして、面接当日。担当者は人事の人だった。そこまで緊張はしなかったけど、少しは緊張した。
　面接が終わり、結果待ちになった。・・・結果は1週間後に来た。通過だった。
　そして、勝負の二次面接、社長面接だ。
　また、本番のための面接の練習をすることになった。練習なのに緊張する。

　そして、二次面接当日、社長との面接だ。かなり緊張した。
　でも、練習通りあまり緊張しないように受け答えをした。
「ありがとうございました」
　面接が終わり、結果を待つだけになった。

　結果は1週間後にきて・・・合格つまり採用が決まった。嬉しかった。