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嬉々とした様子で語るアドルフ。その表情は、狂気に満ちていた。
『…だけど、気付いたんだ。
何で神聖夜騎士団は魔物を殺しているのだろう?ってね。
だって、神話の心臓は近寄っただけで全ての魔物を消したんだよ?それなのに騎士団の皆は、血を流して必死に戦っていて、魔物は消滅をしなくて…おかしいだろう?僕はそのことを父上に話したんだ。そしたら父上は、
"彼らが魔物から民を守り、救っている。それだけで充分有難いことだろう。"
って』
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