第零話 見えない謎の存在

4/15
25人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
11月11日 「お電話ありがとうございます。戸隠神社社務所でございます」 「もしもし、林 俊幸です。九頭龍社で神恩感謝の御祈祷をしたいのですが・・・」 「はい。こちらは中社となりますので、奥社の電話番号をお伝えしますので、そちらにおかけしていただけますでしょうか?」 「かしこまりました」 御祈祷の準備を進める。 来週の午前11時20分に予約をとる。さて、明日は仕事だ。 翌日 仕事が終わり、大野瀬神社へお参りした後、買い出しのため足助まで降りる。 スーパーに到着し、自動車を降りた後、何かが耳元で聞こえた。 「へい・・・・・・にいこう・・」 ほんのわずかだったが、誰かが話をかけてきたのだ。 「だ、誰?俺に話をかけてきたのは!?」 しかし、周りには買い物客しかいない。 謎の声に怖くなり、急いで買い出しを終えて、恐る恐る帰宅するのだった。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!