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何が起こったのか、事態を飲み込めないまま、尾てい骨を金網の基礎のコンクリートに強打した。
尾てい骨から背中に向け、激痛すぎて声も出なくて、おしりを押さえてうずくまっていた。
周りを見渡しても、誰もいなかった。
土曜日だった為、事務員さん達もいなくて、前の道路を通っている人すら居なかった。
正直、尾てい骨が折れたかと思って、諦めて倒れていた。
というか、ムカついてその場でうつ伏せに、横になりながらただひたすらに無言で激痛に耐えていた。
そのうち友人が来て、私の祖母を呼びに行ってくれた。
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