第44章.番外編(2)サムワンって誰だ? ヘタウマすぎる面長顔のタギング

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  今回は、丸顔たちの仲間あるいはライバルを見つけたので報告する。ミステリアスな「丸顔」にどことなく似ているものの、なぜか面長になって顎がしゃくれたように見えるタグに注目したい(上の写真2枚)。  これらは、筆者が勝手に「リベラシオン南東三角地帯」と名付けているストリートアートのホットゾーン内にあるジェネラル・ルクレー通り(Av. du General Leclerc)から続く(グーグルマップでも絶対に名前を見つけることのできない)小さな小道(ジェネラル・ルクレー遊歩道、passage du du General Leclerc)で発見したものである(大きな通りと小道が同じ名前なのも混乱の元だと思う)。  一つ目のタグ(絶対ただの落書き)を見つけた時はアントニオ猪木の似顔絵かと思ったが、二つ目を見つけた時に同じチーム名のような綴りのサインもあるので、同一グループ(ストリートギャングか?)のタグだと理解した。ただし、同じスペルのサインでも画風が違うのでこれらの絵の作者は違うと判断。どちらも緑の文字でSOMEONEと書いてるので、やっぱり「誰か」なんだろう。この面長顔の集団と丸顔の集団との関係はどうなっているのだろうか、ちょっと気になる(対立とか抗争とか)。  全く関係ないと思うけど、写真(下)は、日本の大学生協で目撃情報が相次いでいるポスターの謎のキャラクターで、名前は不明(もしかしたら彼らはみんな親戚かもしれないと思ってこの場に呼び寄せました)。c1e59448-0550-4207-9e73-ace2e220a9a6
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