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プロローグ
目の前に浮かぶのは、黒い翼を背に持った美しい男性でした。
悪魔は私に手を差し伸べます。
「オレ様はセイル。オレ様に何でも願うがいい」
「……結構です」
「なに?」
私は悪魔を召喚したかったわけではないのです。
ただ、これから住む場所を綺麗にしたかっただけなのです。
どうしてこのようなことになってしまったのでしょう。
少しの現実逃避を含め、私は数日前の出来事を思い返していました。
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