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硬い熱量が出入りを繰り返す度、私は快感に飲み込まれそうになりました。
「んっ、んん……ふぁ、あああん……ッ!」
「は、……好きだ、リネット……」
「……! わ、私も……好きです、好き、セイル、さま……ぁ」
誰も触れたことのない私の一番深いところに、セイル様が触れて。
私は今までで一番の幸せを感じながら、セイル様の熱を受け止めました。
乱れた髪をかき上げて、セイル様が私の額に口付けます。
繋がったままの身体は、少し怠くて。
けれどそれが、とても嬉しかった。
私たちはまた抱きしめあい、口付けあい、二人きりの時間に溺れるのでした。
【END】
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