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【番外編】本当の姿(性描写有/触手プレイ)
「セイル様の本当のお姿を、この間フォルンに少し聞いたのです」
「……ほう」
「大きくて、目がたくさんあって、うねうねもたくさんあって、とても早く走れると」
「……まぁ、間違ってはいないな」
「本当なのですね!」
あまり想像はできませんが、この部屋のベッドが大きいのもセイル様が本来のお姿で使うことがあるからなのでしょうか?
「人間には気味の悪い姿だからな、お主に見せるつもりはないぞ」
「そうですか……」
「何故残念そうな顔をする」
「私のことは全て知られているのに、私はセイル様の知らない部分がたくさんあるんですもの」
「そうは言われてもなぁ……あぁ、いいことを思いついたぞ」
「え?」
セイル様の手が私の腕を掴み、ぐいと引き寄せられたかと思うと口付けられます。
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