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こうなるのね?
帰宅すれば勝ちだ。
防犯カメラ付きの豪邸。
さすがにここまではハニー達も来ない。
というか俺んち、知らんでしょ?
途中まで車通学だ。
いかん、晃も家に入れちまった。
まぁ、良いか(#^^#)
***
「相変わらずお前んちは無駄にデカいな」
廊下をゆくと背後から晃の声。
「無駄だけ余計だ。誰に助けられたと思ってる( ̄^ ̄)」
「お前・・でも、俺を見捨てたろ(( ̄ー ̄ )」
くぅー、痛いところ付いてきやがる。
「ケンカはやめようね」
「((((^^;")=(";^^))))翔兄!晃兄!」
泣きそうな顔で言うから、晃も怒りを修めた。
うんうん。お兄ちゃん想いの弟だ。
我ながらよくできた弟。
「光ちゃん、大好き(^3^)/~☆」
横をゆくチビにのっぽの俺が、弟の頭をかき回す。
「止めて―、髪がぐちゃぐちゃになっちゃう(>_<)」
「仲がいいんだか、悪いんだか」と晃。
「仲がいいんだよ」と俺。
***
ピンポーン。
その時チャイムが鳴った。
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