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『翔、居るんでしょ?(’-’*)』
あれ、美月ちゃん⁇
『開けろ、届け物だ((ー。ー#)』
続けて聞こえた声に、嫌な予感がした。
今の緋彩だ。
・・届け物って?
俺は晃たちと、顔を見合わせた。
***
「はい、チョコレート」
どっさり紙袋に3杯はある。
しかも、ぎゅう詰め。溢れてるぞ。
実質4杯分はあるな。
「なんだよ、これ・・」
「だから、届け物。手間かけさせやがって(; =。-;))=З」
イラついた声、出すな。
届け物だと?このバカ。届けるなよ。
「おい、お前の分も混じってないだろうな?(゜゜;)(。。;)」
「俺は本命以外からは貰わない、全部断った。」
「剃刀で切るように断ってたよね((( *´艸`))クスクス」と美月ちゃん。
「だから、貰ってくるなよ」
「知らん。押し付けられた」
「こんなに食えるかよ、せっかく逃げ切ったのに!」
コソコソ…と晃と光が逃げようとしている。(^^;)))~(^_^;))))~~
「こら待て」とむんずと両手に捕まえた。
光も俺もオートロックだ。
逃げ込まれたら、ヤバい。
「助けたの、誰か忘れたのかなぁ~♪( ☆∀☆)*ニヤリ」
「じゃ、俺もこれで…(-。-)y-」
「SP、捕らえろ!」
ガシッとSPに捕まった。
「あ~らら( (゜m゜;))」と美月ちゃん。
「コラ、何すんだ!バカ翔( ・`д・´;)」
***
「はーい!今からチョコフォンデュ大会をやるぞ。
なお欠席、辞退は受け付けないからな(* ̄▽ ̄)フフフッ♪」
「全部、お前のだろー!」と男のコーラス。
「バカ、虫歯になるだろが。かといって気持ち考えたら、
捨てれねーんだよ。だからいつも受け取らないんだ」
「だったら、先に言えー」
緋彩の声は遠吠えのように響きましたとさ。
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