植え続け 

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僕は、ある時期が来たら、ひたすら植え続ける人間。植えて、植えて、植え続ける。そして、植えた事を忘れる。植え続けているのに。植えるに大事な事は、確実な場所。人と同じく、居心地が最高な場所が、ベストポジションだと、僕は思い込んでいる。草、花、木、は、決して、言葉を述べる事は、ないとは思うが、人は、やはり、会話を、望んでしまうのであろう。命の共通は、人も、草も、花も、木も、皆、同じ。成長と言う言葉がある限り。時に僕は考える。見守っているのか、逆に、見守られているのかと云う事に。植えた事を、忘れる割には、植えた事も思い出す。僕は、最高なベストポジションを、いつも模索中。来年、再来年、この場所じゃない雰囲気がしたら、いつでも、新たな場所を模索する。そして、確実な定位置、ベストポジションに定めを決める。すると、植えた事を、忘れられないような、見事な色彩が、鮮やかに、お目見えしてくれるのだ。その時の会話といえば、お互い、空に少し近寄ったのかもしれないね。みたいな会話を、したりしなかったり。 
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