おもひで

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おもひで

┈┈┈┈家に帰ってくると、少しの時間の不在だったにも関わらず華子はほっとした。小夜にはお菓子とジュースをあげて、客間でお絵描きするように促したのだった。 小夜は、恭太がずっと傍にいてなんとか今日は笑顔を見せてくれていた。 ┈┈┈「これで、開けてみてください」 華子は、ペンチを渡す。 恭太は受け取ると、いとも簡単に箱を開けてしまった。そしてそこには1枚の写真が1番上にあった。 ┈┈┈┈京都に行った時、あの外国人客に撮ってもらった華子と彰男の笑顔の写真だった。 やはり、ないと思っていたのは鉄男が持っていたのか…… 「この笑顔、いいですね」 「そう、そうなのよ! 彰男さんの最高の笑顔なの! 」 懐かしい。 京都旅行では忘れられない数々の思い出がある。 そしてさらに見てみると、古びたノートと何通もの手紙が出てきたのだった。 2人は座り込みそれを読んだのだ┈┈┈┈┈
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