「桃太郎」欠席の鬼退治

今日からあなたも私です

さてCM明け。MOMOは優雅にも椅子に腰掛け、玉ねぎ頭のカツラを装着しています。アレはいったい何柳徹子をイメージしているのでしょうか。私としては緑あたりに賭けています。

そうそう私、婆婆こと正美・キプチャク＝ハンコクはめでたくこの番組のAD（あいつ誰やねん）に任命されました。主にコンサート後に飛び出す銀テープ回収及びトイレットペーパーを三角に折る仕事をしております。誰がしているか判明しないものの4.5割は私の御業です。

さてさてカメラを回すピーチマークスの前で　MOMOはブロッコリーの角に頭打って昏睡？さんとのお話をしていました。

「そう言えば『飛び出せブロッコリーの角』さんはご趣味など教えてくださるとか。」
「趣味ですか……家に帰る間石を蹴り続けることですかね。」
「『踏みにじれブロッコリーの角』さんって電車通勤と聞いたのですが。」
「石を渋滞の中でいかに守るかが重要ですね。世界大会に向けて今後も努力していきたい所存です。」
「アスリートは違いますね。」

MoMoの引きつった顔が見えます。あいつはああ見えて繊細で、背中に包丁をうっかり突き立てた時にはものすごく怒るのです。きっと司会業という苦難をどうにか飲み込もうと努力しているようですが、うまくいかず原画崩壊しているのでしょう。

「おい婆婆。俺らに原画はねえよ。因みにキャラデザもねえよ。」

突っ込んできました。頭の中を全部口に出しただけなのになんて敏い奴。
するとブロッコリーのカブが急上昇がギロリと桃を睨みました。

「スタッフと話すとは何事か。これはテレビなんだぞ。スタッフいじり内輪ネタほど初見さんを離すものはない。」
「らしいよ。ま、やる気ださずに頑張りな。無気力で全力疾走だ。」
「不可能なんだよそれ！」