第十二章 好きで嫉妬して

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第十二章 好きで嫉妬して

「うそっ!」 な、なんで信じてくれないんだ?! 「嘘じゃないし、嫉妬もする。」 本音を伝えてるのに信じてくれない。 「嫉妬しないって言ってたじゃん!なんで今になって言うのよ?!」 バッグハグだと顔が見えない。でも絶対、真っ赤だよな。 「今になって嫉妬してることに気づいてるポンコツですから。」 そうだよな。今まで流して来たんだ。信じてくれって方がおかしいか。 「私の好きな人はポンコツなんかじゃないです!」 え?!俺自身がポンコツって言ってるのに怒るとこ、そこなの?! 「ふっははは。」 想わず笑ってしまった。 「何がおかしいんですか?!٩(๑`^´๑)۶プンスカ!」 久しぶりの可愛いぷんすかを見れて、もう止められなかった。 「俺の事、好きでいてくれてるって想っていいですか?嬉しすぎて。怒ってるの可愛すぎて。」 こんな風に気持ち伝えるの恥ずかしい筈なのに想いが溢れ出てくる。
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