第十三章 ‘ 俺’に気づいたら

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第十三章 ‘ 俺’に気づいたら

「お、俺?!」 一人称が違うことに直ぐに気づいてる。流石だな。 「俺の気持ちを改めて伝えるので返事くれませんか?」 「え?!え、え?!う、うん?!」 動揺を隠せないところが可愛いすぎる。 ぎゅっと抱きしめて、深呼吸。 「好きです。付き合って下さい。」 ストレートに伝えた。 いつの間にかじたばたしていたアノヒトがビクともせず静かになった。 頭を縦に振り小さな声で「はい・・・///」と返事してくれた。 「ありがとうございます。もう泣かせない。好きです。」 ちゅっと音を立てアノヒトの首にキスをした。
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