エンジン

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なんとかサドナちゃんを救出(?)して 飛行ユニットを直すための話を やんわりとメリエロに説明しといた。 部品が足りない、とにかく部品が足りない。 大事なことは2回言っておく。 「話を聞いたら興味が湧いたわ。 アタシもその飛行ユニットとやらを見たいわ! 行きましょ、今すぐ風の如く!!」 風のように移動しなくても見れるから。 早く行っても遅く行っても見れるから。 サドナちゃんを連れていき その後ろにメリエロがついてくる。 … 現地に到着。 メリエロは損傷したパーツ一つ一つを まじまじと観察して分析している。 「へえ〜、これがこうで…あれがあれね。」 どれが…どうなんだ? そんな疑問はひとまずは置いておく。 「…どうだ? 何かわかったのか?」 「結論を述べると修理は可能よ。 必要な物はいくつかあるわね、 まずタービンが破損してるからタービン。 ポンプもめちゃくちゃになってるからポンプ。 後の細かいパーツはそれっぽいので代用で… というか、足りないのは全部もろもろ アタシが作り直すから素材を持ってきて。 ウイングに関しても素材さえわかれば 似たような物で作り替えれそうよ。」 「助かる、素材は俺が集めるから メリエロには修理をお願いしたいができそうか?」 「任せといて、腕がなるわね! いい? 素材が集まったらまた連絡をするのよ?」 「了解。それじゃあ、連絡を待っててくれ。」 一目見ただけでわかるのは やはり彼女がその分野に詳しいからだよな。 俺には複雑な構造が多すぎて どこをどう直せばいいかまでは 知りもしなければわかりもしない。 次の目的もわかったことだし 気分転換にタバコでも吸わせて頂く。 サドナちゃんは頭を下げて メリエロに修理のお願いをしている様子だな。
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