始まり

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「頼みってのは何だ? まさか担いで お前のお仲間のところまで連れてけとか 言わないよな? な?」 不安になったから尋ねてみる。 アンドロイド(?)は首を横に振ると お腹の辺りから音がしていた。 グー…、キュルルル……。 「腹が減ったので 何かエネルギー源を恵んで頂けると助かる。」 なんだ、腹ペコで倒れてたのか。 …え? 新型のロボットって何食うんだ? バッテリーだと電気か? はたまた鉱石とか珍しい物質を食べ…… 「強いて言えばカレーライスが食べたいな。」 「おー…、 そんくらいなら別にいいぞ。 作ってやっからついて来い。」 どこかホッとした。 この謎のアンドロイド(?)を 我が家に招き入れることに決めた。
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