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クマクマ ナイトは何発かのパンチをくらい
それでも剣を手放さずに引き抜くと
よろめきながらもまだ戦う。
実力に差があるのはわかっていた、
この機体はイオニルじゃない。
本当のイオニルならもっともっと強い。
アタシにとっての正義のヒーローは
このくらいじゃ へこたれない。
何度だって立ち上がって敵に食らいつく、
そんな執念が昔も今もあるんだもの。
その思いを象ったクマクマ ナイトは
奮闘するも最後までザムテスを倒しきれなかった。
ガン! …ガシャン!!
紅熱血ブレードが地面に転がり
なすすべなく壊れて倒されてしまう。
完全にクマクマ ナイトは機能を停止していた。
サドナちゃんの修復率、100% !!
修理用アームが止まると
全快したサドナちゃんは起き上がった。
間に合った、これで思う存分戦える…!
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