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「もらった! サイボーグの弱点を捕捉!」
ザムテスの右ストレートを受けながら
ブースターの破壊に成功、
加速が出来なくなったことで
強化パーツが重りになり、さらに隙ができる。
立て続けに渾身の一撃をくらわせると、
ガーディング ヘラクレスアーマーに
先程よりも深い傷がつき……
…始めたところで
紅熱血ブレードが根本から折れてしまった。
エェ? ドウシテー? ナンデー?
ナンdFmッ9Uなぴゃ2あュk?? P? \(^o^)/
「我がただ反撃をくらっていると思ったか?
貴様にも もちろんのこと、
その剣にも拳を当てていたのだ。
どうだ? 絶望しただろう?」
ザムテスはファイティングポーズのまま
ドヤ顔で言っているので腹が立った。
メリエロが言うなら
激おこプンプン丸というやつだ。
私にも強化パーツがあれば…、
そう思った途端に、
肝心なことを忘れていた。
…あるじゃないか。
私に武装と装甲を追加する、飛行ユニットが。
ウイングが壊れた状態では飛べないが
エンジンが修理されているなら
単純に強力な兵器と装甲を装備できる!
ザムテスから離れて
奥の手であるのがバレないように、
モニターで見守るメリエロにわかるよう
監視カメラに向かってジェスチャーを送る。
飛行ユニットを大至急!
マイクを繋ぎメリエロが応答、
『え? どうしたのサドナちゃん?
く、口パクじゃわからないわ、
思考チケットを待機中? …??? 』
ちがーう!!
グッ…!
振り返るとザムテスがブラスターを撃っていて
肩に直撃したのか装甲が削られた。
「さっきの勢いはどうしたのだ!
打ちどころが悪くてエラーでも発生したか?」
この、言わせておけばヅケヅケと…!
その野菜頭モヒカンを
後で黒焦げアフロにしてやる。
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