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「なあ、サドナちゃん。
聞いてないことだけど聞かせてくれ。
俺との生活は…楽しいかい?」
俺はサドナちゃんにそんな質問をしていた。
「楽しいに決まっている。
他の誰かじゃなくて、イオニルだからこそ
楽しくて今までにない思い出だと私は思う。」
おっと即答か、照れるじゃねーか。
「そうだったなら安心したよ。
俺も同じさ、ありがとな、サドナちゃん。」
「うん…、礼をいうのはこちらの方だ。」
機械と人間という括りを飛び越えて
信頼し合える仲間、
そんな絆が2人には芽生えている。
俺は酒でも飲んで一息つくと、
今はこの嬉しさに浸っていたかった。
気がつけば眠くなり
ベッドに吸い込まれるように寝ていた。
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