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俳優王に俺はなる! 2巻
ぴーや
ギャグ世界ランキング第678位
小島よしお作『ぴーや』
とくに意味はありません。
初めて見た方いらっしゃいましたら申し訳ないですと謝りたいです。
さて、バイト先の中城さんに気に入られたいがため、わたくしは是枝裕和監督の作品『ワンダフルライフ』オーディションを受けると決めました。
是枝裕和監督、ごめんなさい(・∀・)
決意をかためた翌日、わたくしは中川をビールを餌にして呼び寄せました。
ひどくめんどくさそうな中川。
「中川、写真撮ってくれ」
「ビール飲んだらやるわ」
スーパードライを午前中から煽る中川。
ついでにわたくしも。
(ちなみにこの時間、ふつうに大学では講義が行われております)
格闘ゲーム鉄拳で遊ぶわたくしと中川。途中から寸田地獄というバイトの後輩も合流。
あひゃひゃ、あひゃひゃとゲームで盛り上がります。
やがて大学の講義が終わったのか、ちゃんと大学に通うテツという友人も合流。
鉄拳に飽きたわたしたちはドカポンという、友達と喧嘩になる率が非常に高いゲームで遊びだしました。
酒を煽り、ドカポンはおおいに盛り上がりました。
「ほな、バイト行ってくるわ」
わたしは上機嫌で言いました。
「おう、俺も一緒や」
今日は同じシフトの寸田地獄も立ち上がりました。
「俺らも夜アゲイン(中川とテツのバイト先のバー)やから、適当に切り上げるわー」
「ほーい」
寸田地獄とバイトし、くだらないことを喋って深夜2時、コンビニで冷麺を買って家に帰りました。
誰もいない部屋で映画を見ながら冷麺を食べ、4時頃に眠りにつきました。
いい1日でした。
あ
わたしは携帯電話を手にしました。
時刻は4時半。
ぷるるるる
ぷるるるる
ぷるるるる
相手は出ません。
ぷるるるる
ぷるるるる
ぷるるるる
10回くらいかけたりました。
「…………う…………ぐぅ…………もしもし」
4時半の電話をとるのはとても大変そうです。
「中川っ!」
「…………ん………………うーーーん…………おぅ?」
「おら、写真撮ってないっ!!」
「…………ん………………了解」
「了解じゃないっ!」
「…………お、お前は…………悪魔の…………子か。明日で……ええや……ろ」
「今日! 今日撮ろう!」
「…………今日…………今日ってことや…………寝せてくれ」
「うん、俺、寝るわ」
「あく……悪魔将軍より……あく……ま」
中川は寝る前に悪魔将軍と発したはじめての地球人となりました。
写真撮影は明日(今日)となりました。
エッセイ史上もっとも無駄な1ページ。
ちなみにただいま仕事で人生初の札幌に来ています。
初めて北海道に来たのに、フライトが遅れて仕事のアポにギリギリとなり、北海道で最初に食べた食べ物が『ハムマヨパン』となりました(。•́︿•̀。)
なにひとつ進まなかった第2巻、おしまい。
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