文学フリマ大阪11 前編

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文学フリマ大阪11 前編

※昨日アップしたのですが、お会いした方のお名前を勝手に載せてたの、いかんだろと真っ青になって、再掲します。  ごめんなさい。来年お年玉あげます。  ということで、改めて↓  2023年9月10日。  文学フリマ大阪11に参加してきました。  今回はその実況中継です。  ん? 実況中継って生のことなんかな?    ま、いっか(⁠・⁠∀⁠・⁠)  とりあえず、参加がはじめましてなので、設営の手伝いもやろうと8:30には会場に到着。出店者のお手伝いさんは、わたしも含めておそらく30名くらいはいらっしゃる感じでした。  運営の方もいらっしゃるので、早めに終わるかと思っていたら……。  いやいや、これがまた。  宅配便で届いたダンボールをまず端に寄せるお仕事です。  とにかく重い✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧ウヒョー、バリオモ  女性には酷なので男性陣が重いものを運ぶのですが、10kgくらいのダンボールなどをおそらく20箱は運んだでしょうか。  すでに、汗だくのつゆだく(⁠*⁠﹏⁠*⁠;⁠) 「長机運んでくださーい」  運営の方は指示に徹して手伝わないのか……。  これは、シンプルにしんどいぞ。  会場もむちゃ広い。  長机をとにかく運びに運びまくります。これも女性には大変な力仕事はのに、女性陣もとにかく頑張ってる。偉い! とにかく偉い!  なぜかお一人の男性が指揮役に回って女性に長机を運ばせている(⁠。⁠•́⁠︿⁠•̀⁠。⁠)ヲイ 「椅子運んでくださーぃ」  くっ、運営の方々はホワイトボードにわいわいイラスト描いてたり、わきゃわきゃ話してたりするのに、手を動かすのは出店者のお手伝いさんだけなのか……。 「はい、終わったらさきほどの出店者のダンボールをブース列ごとに運んでくださーい」  ぐう。  ぶっちゃけ、ぐうの音が出ました。  乳酸がたまりすぎた腕が震えて、最後はもう動きませんでした。  いやー、とにかく設営めちゃめちゃ疲れました(⁠´⁠-⁠﹏⁠-⁠`⁠;⁠)  すべてのブースにアンケートを配り終えた時にはもう、すべての出店者さんたちがブースの準備中で、わたしたちは最後に大急ぎで自分の準備へ。 「ありがとうの一言もないんかーい」  と、最後まで手伝いに参加していた高校生の出店者たちが笑って言っていましたが、ほんと、うん、それはあってほしかった。  お手伝いする方に対してこの対応はあんまりだろう……という印象で、実はこうしてテンションが下がりまくったところからのスタートとなりました(>_<)  C-12というブースで急ぎ準備を済ませ、ふうと席に着きました。  両隣さんはどちらもベテランさんのブースでした。 「えっ、お一人でお昼買ってないんですか?」 「そーなんす」 「お腹すきますよ?」 「実はもう空いてまっす」  こやつ、哀れ、と、たくさんクッキーを恵んでいただきました。わたしもお近づきのしるしに湖池屋のチップスを。  ばりぼり。  カロリー使い果たしてたので、すぐにクッキー食う(⁠・⁠∀⁠・⁠)  わたしのことを心配して見に来てくれた文フリの師匠が、ここで覗きに来てくれました。  いろいろと準備物などを細かく教えていただいたおかげで、こうしてブースを出すことができました。感謝!  師匠がエンゼルパイをくれました。  ありがてえ。  カロリー、糖分、ありがてえ。  お返しにあめちゃん、ひとつ。  逆わらしべ長者(⁠・⁠∀⁠・⁠)  師匠、めんご。 「うーんとね、売れるとしても10冊くらいですよ」  差し入れいただいたエンゼルパイをむさぼっていると、お隣さんにそう教えてもらいました。  そうなんだ。  合計50も刷っちゃった(⁠・⁠∀⁠・⁠)  木緑ったらナルシー(⁠・⁠∀⁠・⁠)  やばい、売れる気がしない。  すでに筋肉痛で元気もない。   「オープンしまーす!」  やばい、なんか眠い😪    ばりぼり。  あ、もうクッキーない!  落ち着け、木緑。  とにかく眠いのを堪えながら「こんにちは」「こんにちは」と、一時期のペッパーくんごとく挨拶していく山城木緑。  ふと見ると、右手の指にチョコびっしり。  汚ね(⁠・⁠∀⁠・⁠)  頼むから落ち着け、木緑。  目の前のプロレスマスクをかぶったブースにお客様が殺到している。  ふと振り返ると、今回参加されていた万城目学さんのブースには長い列。 「あんたっ、あはは、そりゃ売れへんのと違う?」  脳内で上沼恵美子さんにそう言われた気がしました(⁠・⁠∀⁠・⁠)  しかし、  そんな、もう泣きそうなわたしのもとに、天使が舞い降りるのです。 「……あの……」 「あ、はい、こんにちは」  マスクの中で飴舐めてて超アセる。 「山城さん……ですよね?」  なんだ、こんな美人さんがこんなチョコ指つけペッパーくん男に一体なんの用が……。 「あの……エブリスタで読んでいて……」  天使✨  嬉しすぎる。  思わず結婚を申し込むところでした。  山城木緑として人生はじめてのお客様でした。  ほんとに嬉しかったです。  その後に、その方と一緒にブースを出されていたお二方ともお越しいただきました。  まさかお会いできるなんて思ってもみなかったので、ほんとに嬉しかった。  3人でブースを出されていて、とても楽しそう。みなさま、はじめましてだったのに、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。  心がほっこりしたわたしのブースへおひとりの女性が訪ねてこられました。 「あの、こっちの方、ひとつください」  ご丁寧にお辞儀されながら、スノウピストルを指さしてくれている。  さすがにエブリスタの方だろうとお尋ねすると、エブリスタの人ではないという。 「WEBカタログを見て、気になってたんです」  なんとありがたいこと!  エブリスタで知ってくれている方々でもなく、まったくのはじめましてで 購入いただけるなんて……。  ほんとに嬉しいです、と率直すぎる感想しか言えない山城木緑。なんかこう、もっとお話したかった。  この後、最終的になんと10名様。エブリスタなどで私を知っているわけではない、まさにはじめましてのお客様よりご購入いただくこととなりました。  心から感謝でした。  かなさんのイラストの素晴らしさも起因していたと思います。  と、そんな午前中を前編として、後半の午後はまたの日に!  後半へつづく  ↑ちびまる子ちゃんの感じで読んでください。 おっきい声で。 ほら、大きくお口開けて。 照れないで、ほら!
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