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エブリスタ関西オフ会
昨晩のことです。
鼻にまとわりつく妖怪に襲われるという突拍子もない夢を見ました。
小さな妖怪で、鼻のてっぺんあたりに抱きついてきて一向に離れないのです。おそらくかなりうなされた夜でした。
目が覚めるまでずっと鼻にまとわりつく妖怪を倒す夢を見ていました。
何度剥がそうにも小さな妖怪は鼻にまとわりついています。めちゃくちゃしつこい鼻妖怪でした。
おかげで今朝はかなり目覚めが悪かったです。
目をこすり、だるい身体を持ち上げました。
ふと、枕の端になにか落ちているのに気づきました。
引っペ返されたブリーズライトがそこにありました。
鼻妖怪ブリーズライト
しょうもない夢と現実の狭間
ちゅうことで、
7/6(土)、七夕イブの日。
エブリスタ関西オフ会に参加してきました。
参加者24名。
これは幹事をしてくれた源蔵さん、大変だったと思います。ありがとうございました。お手伝いされていたN.さん菖蒲ウララさんもお疲れ様でした。
オフ会自体あまり経験がないし、こういう会は近づけば近づくほど、「あんまり楽しい時間にならない気がする」と思ってしまう面倒なタイプのわたし。
大阪と京都を結ぶ京阪電車で会場へ向かいながら、途中にある『ひらかたパーク』『伏見稲荷神社』などで降りてしまうおうかと悩んでいました←失礼極まりない
結果、参加してほんとうに良かったです!
関西だけでなく、東京から広島からと参加されていたのもほんとすごいなぁと驚きました。
わたし、学生時代は京都に住んでいましたが、学生時代に八坂神社や円山公園には行きませんでした。食事会場はその八坂神社裏にある料亭。美味しいすき焼きをいただきました。
わたしが座った3人席は、他の席と比べて自由度の高いすき焼きを堪能することとなりました。
わたしたちは和やかに会話を楽しんでおりました。
と、さっきまで美味しそうだった鍋の素材たちが焦げそうになっているのに気づいたわたしたち。
明らかにすき焼き。
すき焼きということは、割り下を入れれば良い。
そんな誰でも分かるこの状況で、わたしの判断力が爆発します。
「焦げますわ! これ入れましょ」
鍋に割り下でなく大量の水を投下するわたし(・∀・)
「おー、いいですね」
「焦げそうなの回避ですね」
すき焼きに大量の水をぶちまけられたのに、優しい同席のお二人。
ぐつぐつと普通の鍋になっていく高級肉。
火の調整もせず、煉獄さんの奥義のような火力で焚き続ける鍋はすぐに水分を蒸発していきます。
やばい、また焦げる。
み、水を。
早く水を。
高級肉がまた水まみれになりそうなところで、わたし、ギリで気づきました。
目の前にすこし美しめの瓶がある。
これは、なんだ。
すこし考えるわたし。
焦げ始める高級肉。
水分を吸いすぎた白菜。
「これ、割り下ですわ! これ、入れないかんですわ!」
あたりめーだ。
すき焼きに水入れてどうする。
急いで割り下を投下するわたし。拍手してくれる同席のお二人。
でも、水をぶちまけたので、いざ口に含んだすき焼きは絶妙に薄いのでした。
「おかわりしましょう、割り下」
料亭が高級肉に対して完璧に用意した割り下。
水を最初にぶっかけたわたしのおかげで割り下のおかわり要求されてしまいました(・∀・)テヘペロ
おそらく割り下のおかわりをしたのは私たちの席だけでした。
すき焼きが佳境をむかえてきた頃、皆さんの動きが慌ただしくなってきました。
皆さん、お土産とか自作のノベルティなどを各テーブルに配りにいっているのです。
皆さん、ほんと丁寧。
わたし、手ぶら(・∀・)
やー、なんか買ってくるべきだったーと反省していたところで、同席のお一人が小さな声でわたしにひとつお願いごとをしてきました。
「山城さん、あたし、これ買ってきたんですけど、ハサミじゃないと切れないんです……」
そっと見せてもらうと、高級なお菓子によくある切り口のないビニール包装。
なるほど、これはハサミじゃないと切れない。
更にその包装をじっと見ながら気がつきました。
焦ったのでしょう。手でなんとか屈強なビニールを切ろうとしたひねり跡がふたつほど……。
手ぶらで恥ずかしかったわたし。ここはこれを引き受けました。
「オッケー、ハサミ借りてきますわ」
「うわー、すみません。ありがとうございますう」
会場を出て店員さんにハサミをリクエストするわたし。
さっき割り下をおかわりしたやつ。
今度はハサミがほしいと言う。
大丈夫か、こいつ。
店員さんは明らかにわたしを警戒していました。
「お土産を買ってきたんですけど、ハサミじゃないと開かなくて」
「あ、左様ですか。では、こちらを」
正直に言うと、店員さんは安心したようにハサミをわたしへ貸してくれました。
思ってた2倍の刃渡りがあるハサミでした。
良かった。
役割を果たした(◍•ᴗ•◍)
意気揚々と会場に戻るわたし。
がらら。
ふすまを開けると、席に彼女が見当たりません。
ありゃ?
ハサミ借りてきたのに。
刃渡りのでかいハサミを握りしめてキョロキョロするわたし。
一番近い席の方が明らかにうろたえた表情をしているのに、気づかずデカバサミ持って会場を隈なく見渡すわたし。
「……だ、大丈夫ですか?」
おそらくかなり勇気を絞って声をかけてもらえたおかげで、自身の異常さに気づいたわたし。
「あ、ごめんなさい」
目立つデカバサミを小脇に抱えとりあえず席につくと、やっと彼女が席に戻ってきてくれました。
「ちょいちょい! 席から離れんとってくださいよ。ハサミ持って会場見渡して、俺、襲撃犯ですやん」
「あははは」
いや、あはははって。
そんなオフ会でした。
どんなんだよ(・∀・)
書籍化された作家さん、有名な作家さんもいらっしゃいましたが、めっちゃ良い方ばかり。
エブリスタに集った方はやっぱり優しいですね。
んまー、楽しかったのでした。
はい。
そんなこんなで。
実は5日前、人生ではじめてコロナに感染しました。
熱は出るは、咳は止まらないは、なんだか内臓が固まってる感じがするは。コロナの大変さをまざまざと見せつけられている毎日です。
おかげで楽しみにしていたキングダム映画を観に行けませんでした。毎作初日に劇場へ行ってたので非常に残念です😢
ではでは、皆様よい三連休最終日を。
おしまいける
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