バイト先

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バイト先

僕は、小さな寿司屋でバイトしている。 家から近いし客が来ない寿司屋だった。 そこで、修行中の寿司職人、高橋優屋が、緑に一目惚れしたのだ。 「可愛いよな、緑ちゃん。」 賄いを食べてる時も言っている。 水樹の方が可愛いし性格も良い。 そう健は、思うようにしている。 「なぁ、健、今度、緑ちゃん紹介しろよ。」 「はい、はい。いつかね。」 健に、会うといつもみんな緑の話をしてくる。 そんな時、父さん、母さん、緑が寿司屋に来た。 「健が、ちゃんとバイトしてるか見に来た。」 と父さんが言った。 「ちゃんとも何も、客が来ないから。」 旦那さんと女将さんに健は睨まれた。 優屋は、何かにつけて緑にアタックしている。 「わたし、好きな人がいるんです。ごめんなさい。」 と緑は優屋に言った。 マジか‥。
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