事件ファイル0 始まり~出逢い~

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「森さんでしたっけ。多分、貴方が想像している事とは関係ないと思いますよ」  ニコニコと笑顔のソイツは俺の考えている事が想像出来たのだろう 「そうですね。森さん。重要な人物に関係しているとかではないんですよ  内容が内容なので上司に確認を確認を取ってから話せるかどうか聞かないといけないんですよ。本当に危険なので」 「そうですね。小暮さん。この場はお任せしていいですか?陽炎が来たので僕も現場に向か いますね」 「陽炎来たんですね!」    空からバサバサと羽音が聞こえ大きな黒い”鴉”が一羽、大神の肩に止まった  すると大神は事件現場へと向かうが・・・ 鴉を肩に乗せているお陰なのか視線が凄いがそれを気にもせずに歩いていった 「鴉?」 「森さん。鴉じゃなくて”陽炎(かげろう)”さんです。今日も可愛いですよね」  と小暮は鴉にさん付けをしているが・・・可笑しいだろう 「鴉ですね!で・・なんで鴉?」  今まで成り行きを見守っていた動物好きな田中が小暮に声を掛けた 「鴉は頭が良いのはご存じですよね?僕達の捜査に必要なんです  あ!聞かれても理由はお話出来ませんけど・・」
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