3年目

7/36
前へ
/174ページ
次へ
翌朝。 まだズキズキする頭を抑えながら 私は蓮くんと電車で会った。 「遥香さん、具合でも悪いんですか?」 蓮くんが心配そうに聞いてきたけど、心配をかけたく なかった私は、 「大丈夫大丈夫!」 と言い続けた。 ずっと私の体調を気遣ってくれた蓮くんと分かれて、 私は自分の会社へと向かった。
/174ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加