死ねクソがっ

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「じゃあ、一言だけ言わせてください、、?」 「それだけでいいの?」 「うん」 別に今更喚いたってもう遅いし、俺が言いたいことは一言だけだった ゆっくりと立ち上がって、すうっと息を吸い込んで窓の前で叫んだ 流石に外に向かって叫ぶのはまずいから、ちゃんと窓は閉めたよ。 「この晩年発情期クソば会長、クソわんこ、クソツインズっっ  一回生まれ変わってこいっっっ!!  後悔してももう遅いからっっ!!仕事の山に転けて脛でも打っちまえっ!!」 「ブフッ」 悠里が勢いよく噴き出すのが目に映った。 そんなのは一切気にしないで、スーハー、ゆっくり深呼吸をした。 ああ、なんて 「清々しい」 悔しさと、まだ残ってはいるが怒りを解放した俺は最高な気分だった なんとなくふわふわとした気分で席に戻って残りのお茶をグイッと飲み干した ________________________ 「クスクスクス…… 「あのぉ、、いつまで笑ってるんですか」 俺の目の前には机に突っ伏して肩を震わせながら笑い続ける悠里。 半分呆れた思いで見つめた。 「だって」 その言葉と同時にバッと勢いよく顔を上げた、かと思うと「フフフ」また笑い始めた 今まで見たことのないような屈託ない笑い顔。それをみて少しびっくりした こいつ、こんな笑い方するやつだったっけ? 俺が疑問に思っていると、ようやく笑いが落ち着いたのか、やっと悠里が口を開いた 「かなちゃんいつもと違いすぎだよー  何?仕事の山に脛ぶつけろって?面白いんだけど」 目に涙を浮かべながら見つめられると、急に恥ずかしくなる 吹っ切れたと言っても、そう簡単に慣れるものじゃなかったみたいだ 「うっ。咄嗟に出たんですっ、それにあなたも入ってますからっ!」 「えぇ〜」 ああもう、口調がごちゃごちゃだ。
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