僕は喜ぶ

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僕は喜ぶ

前を見ると見えなかった洞窟が目に入る ついに辿り着いた ここで喜ぶ僕ではない 立ち上がり洞窟の中へと歩いて行く 洞窟は暗いが蝶が光ってある程度見える 僕の目の前に光の塊が現れた 恐る恐る近づき慣れてきた目はなんなのか見えるようにしてくれて 僕は蝶たちに囲われる綺麗な女性に出会った 「はじめまして。君はどうしてここにきたの?」 僕は洞窟に何かあると言った 「ここには何もないよ」 首を傾げる たしかに祖母はここに何かあることを言っていたが どんな内容なのか全く聞いていなかった 「割とここにいるけど、蝶と岩しかないよ」 がっかりだここにきた意味がない 「ねえ君。お話してくれないかしら?」 僕は今まであったことを笑う顔を見ながら喋った
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