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ちょっと良いオンナだなぁ…と
自然な素振りで近くの席に座った
通りに面した大きな一枚ガラス窓のカウンター席に座る華奢な女を眺めて
ホットミルクを啜る
うん。
いつもより美味い気がする
女は遠くを見たり
手元で何か認めたりと
ボンヤリしているように見えて
なかなかに忙しそうだ
店内にはコーヒーの香りが充満し
ホットミルクを飲んでいても
コーヒーの香りが心地良い
昼前の静かなこの時間帯を好んで
香りを楽しみに俺はここに通っている
しかし、今日はいつも見かけない彼女に興味津々だ
いったい何を真剣に書いているんだろうな…
あんまりジロジロと見るもの失礼かと思い
手元のPCに視線を落とした
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