第7話 やんちゃすぎ問題

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第7話 やんちゃすぎ問題

 こんな風に僕の幼馴染達は、毎日やんちゃすぎる。  日常を忙しく生きすぎだ。荒ぶる二人をなだめて頭脳をつかい、指名手配犯を捕まえた後、僕は脳筋族である二人をお説教。 「いつも僕が手伝ってやれるわけじゃないんだぞ」  僕が面倒を見なくなったら、誰が面倒を見るっていうんだ。  どうせ大した策もなく荒事に首突っ込んで自爆するのが目に見えてる。  こいつら絶対まともに生きてけないだろ。 「頼むならもう何もするな、大人しくしててくれ」  やんちゃすぎる幼馴染を反省させられる日はくるんだろうか。 「よくわかんないけど、そんな落ち込むなよ! ヨルンの分まで俺が頑張るぜ!」 「悩みがあるなら、私達も協力するわ」  あんたらの事で落ち込んでるんだよ!  これからの日々を思って、僕の毎日はため息がつきない。  この腐れ縁、捨てられたらいいのにな。
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