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2人が一つになる時 ⑧
蓮の中から真司の楔は抜かれることなく、真司は蓮の中で、何度も何度も精を放った。
真司の精が蓮の中から溢れ出し、蓮の足を伝っていっても、2人は貪るように肌を重ね合わせ続け、時間が経つのも忘れ、蓮が意識を手放すまで2人は愛し合い続けた。
真司は蓮の体を綺麗にし、隣ですやすやと眠る蓮の髪を撫でる。
いくら見つめ続けても、目を逸らすことはできない。
蓮のそばにいる時は、幸せにすっぽり包み込まれている気がする。
「蓮も幸せかい?」
眠る蓮の頬に真司がキスをすると、
!!
今、笑った?
眠ったまま、蓮は微笑んだのだ。
それは幸せそうに。
その笑顔を見て、真司の目から涙が溢れた。
愛してるよ、蓮。
蓮の頸に付けた噛み跡に口づけをすると、真司も蓮の隣でそっと瞳を閉じた。
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