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くるくるくるくる (松本けむり様)
感情の落差にあわあわします。読み終わったらもう一度読み返したくなるはず。
題名と表紙が可愛らしく、絵本かはたまた童謡のような雰囲気かしらと思って読むと見事に裏切られます。
SFのようにも感じましたので、そういったジャンルが好きな方も読んでいただければなあと思います。
読み始めると絵本というよりも、小学校の頃の国語の教科書を読んでいるような懐かしさがありました。
必ずしもとっつきやすいばかりではないけど読んでいる、というような。子どもでも読めるし分かるけれど、物語というよりも小説という言葉が似合っていて、ちょっと小難しい? でも面白い、みたいな感じです。
(完全に余談ですが、私は授業の前とか先生が雑談してる時とか、隙間時間に習ってないところまで読んでしまう子でした。きっと他にもそういう人はいるはず)
そして読み進めて、そうなのか、、と思いつつもほのぼのした光景を想像していくのですが、途中で、え…となります。
最後まで読んで、「…」となり、中盤が思い起こされて怖い。題名も怖い。
という面白さをぜひ味わってほしいです。
(眠れなくなることはないと思いますので、怖いと言っておいてなんですが、ホラーが苦手な方でも大丈夫です)
https://estar.jp/novels/25812391
他にもほっこりしたりくすりと笑えたりする作品がありますのでぜひ。
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